安川圭吾・美穂
派遣国：タンザニア/ダルエスサラーム
Profile
安川圭吾
兵庫県出身。
28歳の時にイエス・キリストを信じる。
南大阪福音教会にて伝道師として４年間主に仕える。
2008年 結婚、宣教師としてタンザニアに遣わされる。趣味は足裏マッサージと家の修理。
安川美穂
大阪府出身。クリスチャンホームに生まれる。
2003年 宣教師としてタンザニア・ダルエスサラ－ムへ。インド系タンザニア人への宣教奉仕。
2008年 1月、結婚後は夫婦で宣教師として遣わされる。趣味は宣教
長女：実結祈(みゆき)2009年生、長男：剣語（けんご）2013年生
「誹謗中傷をも益と変えてくださった主」
牧師の仕事は大変です。喜びも大きい反面、ストレスも溜まります。願っているような結果が見られず挫けそうになる時もあります。しかし憐れみ深い主は、どの教会にも牧師を励ますための選びの器を置いて下さっているようです。私たちの教会の励ましの器の一人がニレシュ兄です。主と教会を心から愛して、いつも私を助けてくれます。彼はシャイなので、あまり自分のことを話しません。10年以上前、ある日突然教会にやってきて、救われて、すぐに洗礼を受けて熱心な信徒になりました。ヒンズー教の背景から救われ、洗礼を受けてクリスチャンになると必ず誹謗中傷を受けます。
「彼らが教会へ行っているのは、教会からお金を貰っているからだ。本当に信じてはいない」と後ろ指をさされるのです。救いの素晴らしさを貶めるための、いかにも悪魔が考えそうな嘘です。実際にクリスチャンになって生活が上向きになっていく兄弟姉妹は多いのですが、それは教会からお金を貰っているからではなくて（むしろ、彼らは主に忠実に献金を捧げています。）酒やギャンブル、見栄やプライドによる無駄遣いから解放されて、主の祝福を受けるようになったためです。
ある日の集会で、その誹謗中傷のことが話題になりました。憤っている兄弟姉妹たちもいたので、私はこう言いました。「でもなぁ。僕らも、最初に教会に来たときは、それぞれ自分勝手な願いをもって来てるからなぁ。クリスマスで食事が出るとか、教会に可愛い子がいるからとか、病気がいやされるとか。呪いをかけられたとか。それでもイエスさまは、動機が不純だと私たちを退けたりせずに受け入れてくれたからなぁ。」すると、ニレシュ兄が恥ずかしそうに、「実は、私も最初に教会に来たときは、お金に困って。投資やビジネスがことごとく失敗して。教会に行けばお金がもらえると思って。でもその日、天の御国の鍵のメッセージを聞いた時に、救われたんです。」 悪魔の流した誹謗中傷すらも益へと変えてくださった主を皆で称えました。
追伸：美穂と渋沢教育宣教師が YouTube にスワヒリ語の賛美をアップしました。
Breeze from Tanzania というチャンネルです。ぜひ聞いてみてください。
※安川宣教師ご家族は2024年3月に日本に本帰国されました。今後は日本ベースでタンザニア宣教の働きを継続されますので、引き続きお祈りください。
