在原 繁・津紀子

派遣国:アルゼンチン/ミシオネス

Profile
静岡県生まれ。関西聖書学院、MTC(宣教師訓練センター)で学ぶ。
1988年 アルゼンチン日系人伝道に5人家族で出発。
アルゼンチン、ミシオネス州ポサダス市を拠点とし、パラグアイを含め毎月11カ所 (3000Km)を巡回伝道。
サンハビエル開拓伝道を応援後、現在、モンテカルロにて現地開拓伝道を応援。

御殿場純福音キリスト教会ホームページ http://gotembanewhopechapel.org/index.html

「さらなる前進」

諸教会の皆様、熱きお祈りとご支援を感謝申し上げます。36年目に入った「奥地宣教」へ再び向かおうとしています。出発日は2023年6月23日です。皆様がこの原稿を読まれる頃、私たちは地の果てに立っていると思います。主の御声は今も私たちの心に響き続けており、私たちは上からの使命を果たすべく前進を続けたいと思います。絶えず信仰により、空を飛ぶ鳥のように、野を駆ける風のように…です。
私たちの年齢を考えますと、今回が最後の宣教行程になろうかと思います。今期目指すのは、奥地「ピライ」(イグアスの滝より100km手前)における「開拓伝道」および「教会建設」です。人口約8,000の田舎町ですから、教会形成には時間がかかると思います。お祈りをお願い致します。

 去る4月1日、画期的かつ歴史的な集会に参加することができました。「日本国家祈祷会」がそれでした。この日、会場となった「阪急インターナショナルホテル」に、主催者によれば270~300名の牧師、伝道師、およびこれに賛同する信徒らが集まりました。「日本国の政治と政治家のための祈り」こそ祈祷会の目的と言うことで、衆参両院議員はじめ県会議員、市長、町長ら10余名のクリスチャン議員らが出席。各議員からの挨拶及び現状報告があったのち、彼らのために熱い祈りが捧げられました。次期総理大臣候補といわれる「石破茂氏」は、急用で今回は欠席。代わりにビデオメッセージをお聞きしました。さすが伝道者・金森通倫の曾孫、言葉には力と説得力がありました。特に時代の流れを感じさせたのは、この集会が超教派だったことです。会場を見回した私は感動で心が震えました。祈祷会の内容は熱く霊的でした。

 諸教会が祈りの声を上げ、クリスチャン議員を多数輩出するなら、国の祝福とリバイバルにつながることを私たちは南米諸国で経験しました。「リバイバル」と「祝福」のために神様が命じられるその順序とは、 
1) 共に集まる(交流)
2)互いに受け入れ合う
3)一緒に祈る
4)心を一つにして礼拝する。この原則は今も変わりません。