浅井 俊貴・ひかり(教育宣教師)

派遣国:インドネシア/チカラン

Profile

浅井俊貴
神奈川県出身。2009年受洗。大学卒業後1年半、海外ボランティアプログラムに参加。マラウィで6ヶ月活動。2014年~韓国トーチトリニティ神学大学、大学院で学びつつ、韓国ハレルヤ教会で日本語部伝道師として仕える。2017年~インドネシアのK-Eduplex インターナショナルスクール教師。

浅井ひかり
東京出身。9歳で受洗。学生時代にタイの山岳民族支援、インドのマザーテレサの家ボランティア、Metro world childでインターンとしてフィリピンのスラムで子供伝道を経験。2020年に結婚。2021年インドネシアのK-Eduplex インターナショナルスクール教師。
長男:永都(2023年生)

協力宣教師となって

2023年1⽉に協⼒宣教師として迎えていただきました、浅井俊貴と申します。現在、妻ひかりと⽣後5ヶ⽉の息⼦永都とともに、インドネシアのジャワ島⻄部にありますチカランという場所へ教育宣教師として派遣されております。私はノンクリスチャンの家庭で育ちましたが、2009年、20歳の時に受洗の恵みにあずかりました。そして⼤学卒業後、1年半の海外ボランティア活動をきっかけに献⾝について考え始め、25歳の時、主が「神を愛し、隣⼈を愛しなさい」という御⾔葉とともに献⾝、そして韓国の神学校での学びへと導かれました。韓国での学びの期間に、将来アジア圏で教育宣教に携わりたいという思いが与えられ、神学修⼠課程の「キリスト教学校教育コース」を選択し、国際キリスト教教育団体の教員資格を取得しました。そして卒業を数ヶ⽉後に控えた頃、主の不思議な導きにより韓国⼈宣教師のイ・ヨンギュ宣教師との出会いが与えられました。

イ先⽣はインドネシアで教育複合施設「K-Eduplex」を2014年に設⽴し、教育宣教をしておられる⽅でした。先⽣に詳しくお話を伺いますと、働きの場であるチカラン地域は、インドネシアの中でも⽇本⼈が急増している場所であり、先⽣はその地域の⽇本⼈宣教のために⽇本⼈の働き⼿を祈り求めていました。また「キリスト教教育を通じたインドネシア、そしてアジア宣教」へのビジョンをもち、韓国⼈宣教師と働くために韓国の⽂化をよく理解している⽇本⼈宣教師を祈り求めていたということでした。イ先⽣が祈り求めておられた要素が私に全て当てはまったことに驚きつつ、イ先⽣が神様から受けた「教育宣教を通してインドネシアを、ムスリムを、そしてアジア圏を祝福する」という壮⼤なビジョンに⼼燃やされました。その後、インドネシア宣教への導きに対する確信と平安をいただき、2017年に卒業とともに⼤和カルバリーチャペルよりインドネシアへ教育宣教師として遣わされました。

私の働きは主に、クリスチャンインターナショナルスクールの中⾼部で聖書科⽬や礼拝メッセージ、弟⼦訓練クラスなど⽣徒たちの霊的側⾯における働きやケアを担当しています。9年前に学校が始まった当初は韓国⼈⽣徒6名でしたが、現在は⽣徒数が約90名にまで増えました。またここ数年で、インドネシア⼈だけでなくノンクリスチャンの⽇本⼈⾼校⽣、また近くの難⺠キャンプからアフガニスタン⼈⾼校⽣が与えられるなど、国籍や宗教の異なる多様な背景をもった⽣徒たちを主が送って下さっています。学校が急速に成⻑し、多様性が増す中、ますます御霊による⼀致と変⾰により、教師と⽣徒がともにキリストの弟⼦として成⻑し続ける必要性をより感じています。教育宣教の働きを通してインドネシア、そしてアジアを祝福し、キリストを⼒強く証しするキリストの弟⼦が育てられることを期待しています。