安川圭吾・美穂 宣教師 派遣国:タンザニア/ダルエスサラーム

Yasukawa
Profile
安川圭吾
兵庫県出身。
28歳の時にイエス・キリストを信じる。
南大阪福音教会にて伝道師として4年間主に仕える。
2008年 結婚、宣教師としてタンザニアに遣わされる。趣味は足裏マッサージと家の修理。

安川美穂
大阪府出身。クリスチャンホームに生まれる。
2003年 宣教師としてタンザニア・ダルエスサラ-ムへ。インド系タンザニア人への宣教奉仕。
2008年 1月、結婚後は夫婦で宣教師として遣わされる。趣味は宣教
長女:実結祈(みゆき)2009年生、長男:剣語(けんご)2013年生

◎現地からのレポート

    Africa

    「留まることに」
    タンザニア 安川圭吾・美穂

     全ての名に勝る主イエスの御名をほめたたえます。4月1日に タンザニアの日本大使館から、日本への速やかな帰国を検討する ようにとのメールが送られてきました。アフリカの医療事情の悪 さとコロナウイルス感染が急速に拡大する可能性が高いことが検 討要請の理由です。また、日本の愛する先生方や兄弟姉妹方も ご心配くださって帰国を勧めてくださいました。その時点では日本 への唯一のフライトが4月18日成田空港行き(エチオピア・韓国 経由)でした。これを逃すともう日本に帰る便はありませんでした。 主の御前で祈り、また夫婦で話し合って、私たちはタンザニアに留 まってインド人教会の兄弟姉妹と一緒にこの時を乗り越えて行くこ とに決めました。その後、日本大使館から空港が閉鎖になり、4月 18日の便がキャンセルになったとの連絡がありました。結果的に はどちらを選んでも帰国することは出来なかったのですが、結論を 見てからでなく信仰によって留まる選択が出来てよかったです。 退路が絶たれて、美穂も私も前に向かって進んで行こうという意 欲が湧き上がってきました。インド人教会の礼拝は、通訳のハニッ ト兄弟に我が家に来てもらいオンラインで配信しています。毎週、 各家庭でパンとぶどうジュースを用意してもらい、共に聖餐式を持 ち、離れていても神の家族であることを確認しています。未信者 のヒンズー教徒やイスラム教徒からも私たちのオンライン礼拝の 配信の希望があり、伝道メッセージも語らなければいけないね、と 話し合っています。インド人教会の兄弟姉妹たちにも賛美、証し、 メッセージ、祈りを平日に配信するように励ましたところ、毎日2 、 3人が配信するようになりました。我が家の子供たちは、学校の オンラインの授業を一生懸命やっています。渋沢教育宣教師がい てくれることが大きな祝福です。よくぞこのタイミングで送って下 さったと主に感謝しています。(4月18日の便で帰国するかどうか を私たち家族の必要は気にせずに選択するように伝え、渋沢兄弟 も信仰によって留まることを決断されました。)タンザニアから主が 力強い義の右の手で日本の愛する皆さまを守って下さいますよう お祈りしております。(圭吾)



 

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