在原 繁・津紀子 宣教師 派遣国:アルゼンチン/ミシオネス

Arihara
Profile
静岡県生まれ。関西聖書学院、MTC(宣教師訓練センター)で学ぶ。
1988年 アルゼンチン日系人伝道に5人家族で出発。アルゼンチン、ミシオネス州ポサダス市を拠点とし、パラグアイを含め毎月11カ所 (3000Km)を巡回伝道。サンハビエル開拓伝道を応援後、現在、モンテカルロにて現地開拓伝道を応援。

御殿場純福音キリスト教会ホームページ http://www4.tokai.or.jp/gotembanewhope/

◎現地からのレポート

    arihara

    「時に備えて」
    アルゼンチン/ミシオネス 在原 繁・津紀子

      「秋深き隣は何をする人ぞ。」(松尾芭蕉) この俳句から人と人との空間が美しく保たれた、落ち着いた日 本の風土が見えてきます。絶えず人とのスキンシップやおしゃべり を生活習慣とする宣教地の民が、芭蕉の世界を理解することは難 しいでしょう。しかし状況は大きく変わりました。「ワッショイ!」 から「隣は何をする人ぞ」が、アルゼンチンの今日の姿なのです。 3月に発令された「都市封鎖」、「集会禁止」、「外出禁止」令によ り集会はできず、食品と薬品以外の買い物は禁止されています。違 反者はその場で逮捕という事で、即ち「戒厳令」とご想像ください。 しかし、何もせず家でブラブラしているわけにはいきません。こ こは散らされた羊たちを養うべく、「スマホ」での牧会が力を発揮し ています。日々の「御言葉」と「祈り」こそ、神様と人との絆を強め る恵みではないでしょうか。私たちも礼拝する時間が通常より増 え、逆境下においてこれが大きな力となっています。今は「御声を 聞く」好機なのです。受け取った「御声」はこれでした。 「強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために、 全力を尽くそう。主はみこころにかなうことをされる。」(サムエル 記Ⅱ 10 章12 節)日々の執り成しの祈りに力が入ります。 ニュ-ヨ-クで牧会していた故D.ウィルカ-ソン牧師が、19 8 6 年に語った「預言」の一部を紹介します。預言はすべて吟味され、 ウィルカ-ソン師の信仰、霊性、実績から、私はこの「預言」を信じ ます。「私は災害がこの世に来るのを見た。(略)ニュ-ヨ-クは 鞭打たれ激しく揺さぶられる。未だかつてなかったほど、災害は祈 らないクリスチャン達を力をもって砕き、激しく祈らせ、御言葉を読 むようにさせる。「悔い改め」は子たちの叫びとなる。各家庭は閉 じられ、誰も出入りできなくなり、売り買いもできなくなる。スポー ツは止まり、何百万ドルの契約もできなくなるであろう。町の出入 り口は閉ざされ、市の活動は止まるだろう。しかし裁きが下るとき、 残りの聖なる民たちは目覚め、その只中で「賛美」が生まれるだろ う。川はそこから流れ溢れ、アメリカと全世界を『リバイバル』へと 導くだろう。」(繁)
     
  • イグアスの滝


 

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