三輪修男・文子


派遣国:韓国/ソウル市竜山区
Profile
大学時代に主を信じる。
1976年から神戸で牧師をして後、1989年家族と共に韓国に留学。
その後、今日までソウルでの伝道を続ける。
現在、カベナントチャペル日本人教会牧師。

「聖霊のお導きを信じます」
3月9日の韓国大統領選挙も無事終わりました。神様の恵みと多くの方々のお祈りにより、僅差ではありましたが尹錫悦氏が次期大統領に選ばれました。これで今後5年間は、韓国は恐れていた左寄りの国家にはならず、民主的な国家が維持されることになったのです。私たちも、もし、選挙結果が逆になった場合、宣教が困難になり、北朝鮮や中国ひいてはロシアに近い国になるのではと危惧していました。しかし、その恐れはとりあえず回避され、自由で民主的な国家が維持されることになり感謝しています。
さて、カベナント・ケンブリッジ日本教会では、以前二人の伝道師が奉仕されているとご報告しました。そのうちの一人、白井徹伝道師は2年前にコロナのため日本に戻られ待機中でした。その間、ある方から奈良で牧会されている韓国人の女性牧師を紹介され、この3月にめでたく結婚の運びとなりました。牧師である方を妻に迎えたので、夫婦で一緒に教会の働きができます。また、韓国人の奥様にとっては、日本人の白井師の存在は「鬼に金棒」。「二人は一人よりも勝っている」(伝道者4:9)ので、豊かな牧会ができることを期待しています。また、み心なら、将来、奥様の祖国である韓国に戻られて、カベナント教会での働きもできるかもしれません。
もう一人の山田宜寛伝道師はすでに韓国・総神大学で修士を取得され、牧師試験にも合格されました。そして、2月21日に大阪で牧師按手を受けられ、無事、韓国に戻ってこられました。そして、これから私たちと一緒に教会の働きを始めます。今後、継続して韓国で伝道するか、大阪に帰って日本の教会で働くかはまだ決まっていません。パウロがトロアスで迷っていた時、マケドニヤ伝道を確信しました。それは「神が私たちを招いて、福音を宣べさせるのだ」と神の導きがあったからです。必ずや聖霊の導きがあるものと信じ祈っています。
新たな人生のステージに入られたお二人のために、神の祝福があるようにお祈りいただければ幸いです。(修男)

