高橋真一・千恵美 宣教師 派遣国:モンゴル/ウランバートル

s_takahashi
Profile
ビザ問題により2017年4月から日本ベースとなり、岬福音教会牧師、モンゴル現地にて年数回奉仕、ミッションツアー引率などの働きにシフト。

モンゴルミッション・ジャパン ホームページ http://www.geocities.jp/mongolmissionjapan/


◎現地からのレポート

    s_takahashi

    「イエスから目を離さないで」
    モンゴル 高橋真一・千恵美

  •  いつもモンゴル宣教のためにお祈り下さりありがとうございます。 新型コロナウイルスの影響で冬と春の予定は全て延期となりました。 現在、日本人の入国は一部の人々(モンゴル人の配偶者、家族)以外 は認められていませんので、次の渡蒙の時期は未定の状態です。 モンゴルは感染者ゼロの1月末から全ての学校が休校となり、集 会も禁止となりました。 旧正月(2月)の家族、親族での集まりも禁止でした。学校の休 校期間は延長が続き、5月末までの休校が決まっています。夏休み は6月から8月末までの3ヶ月間(夏休みは短縮しない方針)です ので、子供たちは8ヶ月近く学校を休むことになります。その後も 規制は厳しくなり、国境の閉鎖、県を越えての移動の禁止、交通規 制、外出の自粛、商店の閉鎖などが行われています。国際列車はス トップし、飛行機もモンゴル人帰国者のためのチャーター便以外の 発着はありません。ひとたび感染が広がれば医療、政治、公衆衛生 など、どの点を取っても国家存亡にかかわるという認識です。徹底 した危機管理の下で現在の感染者は3 6 名で、全て海外からの帰 国者で検疫隔離済み。市中感染はゼロの状態を保っています。 教会では1月末からインターネットでの礼拝が続いています。モ ンゴルでもスマートフォンは普及していますので各家庭で礼拝が捧 げられています。送られてくる写真の中に教会から離れていた人、 様々な事情で教会に来ることのできなかった人たちが家族や友人 の家で礼拝している姿を見ます。神様がこの時を用いて下さり、信 仰、人間関係、家庭に回復が与えられるようにと祈っています。イン ターネット礼拝となって3ヶ月以上(4月末現在)が経ちました。閉 塞感の中に置かれているモンゴルの兄弟姉妹方を思う時に様々な 心配もありますが、モンゴルの人々の自由な発想と大胆な行動力を 神様が用いて下さると期待もしています。 閉ざされていることに目を奪われやすい時ですが、「信仰の創始者 であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。」(へブル 12: 2)この御言葉に留まり続けたいと思います。愛するモンゴル の神の家族の信仰が守られ、宣教が拡大されて行くようにお祈り下 さい。(千恵美)

    かつてはここにも村があった ゲルの前で ゲル ゴビ砂漠を移動中 テレルジ ボルノール村の牧師宅 ロシア国境にあるシベリア抑留者の日本人墓地 国境からロシア、ブリヤート共和国を望む(川の向こうはロシア) 若いラクダの群れ 少年 草原 草原の冬、一面銀世界 北方にはお花畑がある 迷子の子羊を見つけて群れへ返すところ


 

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